レビトラジェネリック

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レビトラジェネリック

バイエル社が製造販売するレビトラの特許権が2020年5月で満了を迎えました。2014年にバイアグラジェネリックが発売されて以来、ED治療薬はジェネリック医薬品が主流となりました。2020年シアリスとレビトラの特許権も満了したことで、主要ED治療薬3剤が全てジェネリック医薬品に切り替わって行くことになります。
これにより、バイアグラジェネリック同様、レビトラジェネリック(バルデナフィル錠)もレビトラと比較して効果・副作用は同等で服用方法も同じですが開発コストが安くなるため、レビトラよりも販売時の値段・価格が安くなっています。
レビトラはここ数年、供給が不安定な薬剤でしたが、レビトラジェネリックが流通することで供給が安定し、安価になるため、レビトラを服用される方にとって大きなメリットといえます。レビトラの市場価格は2000円~2200円程度でしたが、ジェネリックは通常先発薬の6~7割程度の値段で処方されます。
口コミで人気のユナイテッドクリニックでもレビトラジェネリックが最安値で即日院内処方できるよう努力していきます。レビトラジェネリックの購入も、ネット通販や個人輸入ではなく、安心で安全なクリニック(病院)での処方をお勧めいたします。

レビトラとは

レビトラ(Levitra)の有効成分は「バルデナフィル」といい、5mg・10mg・20mgの3つの規格で承認を取得し、製造販売しています。バイアグラに次いで2004年に販売されたED治療薬でPDE-5阻害薬に分類されます。
効果・作用はバイアグラに類似しており、勃起の改善効果はあまり変わりませんが、先行のバイアグラのネームバリューに負けてしまって、レビトラのシェアは大きくありません。世界的にはバイアグラ100mgが圧倒的に多く処方されています。レビトラはドイツのバイエル社が製造販売していますが、お膝元の欧州では残念ながらバイアグラとシアリスがED治療薬の2強状態となっています。

ジェネリック医薬品とは

レビトラジェネリック

※画像は沢井製薬HPより引用

新薬を開発した製薬会社は特許権を取得することで、開発した新薬を一定期間独占的に販売することが出来ます。これが「先発薬」です。この新薬には創薬の費用や治験の費用、販売後調査など多くの研究費等のコストがかかっているため、先発薬の価格は高めに設定されます。
特許で保護された期間が満了を迎えると、後発薬メーカーなど他の製薬会社が同成分で同様に体内に吸収される薬剤を製造し、効果に問題ないことを確認できた薬剤を厚生労働省に後発薬として許可申請します。この薬剤が認可されると後発薬メーカーは新薬と同じ薬を販売できるようになります。これが「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」です。ジェネリック医薬品は厚生労働省が推奨していることや、最近テレビでもジェネリック医薬品メーカーがCMを流していることもあり、認知度が上がってきているとともに世間的にもジェネリック医薬品の服用に抵抗がなくなってきています。
ジェネリック医薬品は研究開発費などが不要であるため、先発医薬品よりも3~4割程度安い価格で流通することが多いです。また、先発医薬品と同一効果であるため、ジェネリック医薬品の発売が介されると、ほとんどがジェネリック医薬品の処方に切り替わっていきます。なお、一部ジェネリック医薬品ではOD錠(水なしで服用可能な口腔内で溶ける錠剤)やフィルムなど飲みやすく改良されているものもあります。

レビトラジェネリックの効果

即効性があり、服用すると15分~30分程度で効果が発現し、6~8時間程度効果が持続します。服用45分後に最も効果が高くなります。レビトラジェネリックもレビトラと効果は同じです。レビトラジェネリックはバイアグラと同様、ED治療薬です。
レビトラジェネリックはあくまで勃起を補助するお薬とお考え下さい。精液を作る作用や性欲増進作用はありません。そういった効果をお求めの場合は亜鉛やDHEAの摂取をおすすめいたします。また、性感染症(STD)の予防効果もありませんので、コンドーム等を装着し予防してください。

レビトラジェネリックの服用方法

レビトラジェネリックは1日1回、性行為の15分~30分以上前に空腹状態で水やぬるま湯などで服用してください。もし再度服用される場合は、前回の服用から24時間以上の間をあけて服用してください。

レビトラジェネリックの副作用

副作用についてもレビトラと同様です。ED治療薬の副作用はアルコール摂取時の症状と似通っており、火照り感・頭痛・目の充血・鼻閉・視野が青色がかる、などです。
どれも一時的な物ばかりで、薬効が薄まるにつれて症状も治まってきますので過度な心配は不要です。どうしても頭痛が気になる場合にはロキソニンなどを服用することで痛みを押させることも可能です。

レビトラジェネリックの禁忌・併用禁忌薬

レビトラは他のED治療薬に比べ禁忌が多いので注意が必要です。透析中の方は服用できませんし、65歳以上の方は20mgの服用が認められていません。
最近6ヶ月以内に脳梗塞や心筋梗塞などを起こした方や透析中の方、網膜色素変性症やコントロールできていない高血圧の方、肝硬変の方、硝酸剤やニトログリセリンを服用している方、HIV薬の一部や白癬の薬を服用している方は服用できない場合がありますので医師とご相談の上で服用してください。受診の際はお薬手帳をご用意いただけるようお願い致します。

レビトラジェネリックの種類

様々な製薬メーカーからレビトラジェネリックが発売されており、基本的には「バルデナフィル錠」として販売されています。
海外には多くのレビトラジェネリックがあり、先発薬の製造元のバイエル薬品株式会社が販売していた「スタキシン」は10mgのOD錠(水なしで口腔内で溶解する錠剤)のレビトラジェネリックでした。 他に有名なものとして「バリフ」がありますが、バリフは剤型が豊富でゼリータイプの製剤など、色々な剤型で販売されています。
なお、国内ではレビトラの特許期間満了に合わせて、既にバイアグラジェネリックを販売している東和薬品からレビトラジェネリックが販売されます。今後多くのジェネリック医薬品メーカーが認可を得て、製造・販売します。

レビトラジェネリックのネット通販・個人輸入代行に注意

海外で流通しているレビトラやレビトラジェネリックを入手する際に一般の方はネット通販や個人輸入代行を利用するか、クリニック(病院)で処方してもらうかになります。多くの通販サイトには体験談やレビュー、感想が書いてあり、格安で購入することが出来ます。
しかし、製薬会社4社が合同で調査したところ、ネット通販や個人輸入の約60%が偽物だったことが判明しています。偽物には有効成分が含まれないだけでなく、重篤な薬害を引き起こす可能性があります。実際、タイで糖尿病薬(メトホルミン)が混入した偽物で複数死亡事故が報告されていたり、日本でもネット通販で購入した薬が原因と思われる死亡事故が報告されています。
病院やクリニックでは医師が薬監証明を取得して海外の医薬品を輸入・販売することが出来ます。安心・安全な医療機関で処方を受けるようにしましょう。

レビトラジェネリックを動画で解説

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